大学教授とご両親が住む、旗竿敷地に建てられた住宅である。
建物に囲まれた南北に長い敷地の中で、自然光を間接的に採り入れ、東から吹く海風や温度差換気をいかすように窓を計画し、明るくさわやかな環境を実現した。窓には防犯と台風に備えてアルミパンチング製の通風雨戸を設けている。夏は日差しを遮りながら風を抜くことができる。
2階の書斎を中心にした住まいで、書斎は1階のリビング・ダイニングと吹き抜けを介してつながり、奥行きと高さと光と風を感じる空間となっている。多くの蔵書を収める書庫も設けている。
・KLASICに掲載されました
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